ウーマン

ストレスによって起きる症状を理解しよう|隠された問題

ストレスは常に存在する

看護師

小さなものは好影響

ストレスというとマイナスイメージを持ってしまう人がいますが、必ずしもそうではありません。生まれた時から死ぬまでの間、常にストレスと向き合っているのが人間生活です。ストレスにも大小があり、小さなストレスは一日の生活の中では数えきれないほどあります。しかし小さなストレスはすぐに解決できるものであることがほとんどであり、これがモチベーションの向上や意欲の向上につながるなど、心身に好影響を及ぼすことが多くなっています。ストレスがゼロの世の中では、総てが平坦な道のようなもので、単調となってしまいます。そうなると生活自体が嫌になってしまう人もいるのです。そのため小さなストレスは適度な緊張感を維持するためにも必要となってきます。しかし大きなストレスは必ずしも好影響を与えるばかりではありません。困難な目標に積極的に立ち向かうことで自分がストレスを受けていることに気づかないまま、病の症状を発症させてしまうこともあるのです。また悪いことばかりではなく、結婚や就職、部署異動や昇進など良いことでも、環境の変化に伴うストレスを発症させることもあります。気の持ちようだけで解決できるのであれば問題にはなりませんが、病気などの症状を発症させる場合には、過度の負荷がかかっている事を認識して、生活や環境の改善を試みる必要があるのです。

精神的な負荷を受けやすい

人によって性格は様々ですが、精神的な負荷を受けやすい性格があります。例えば、几帳面や完璧主義などまじめである事や感情抑制が下手であったり、マイナス思考といった性格です。これらを放置してストレスを溜め込み過ぎると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、肥満、糖尿病、高血圧、心筋梗塞などの症状を併発することもあります。生活習慣病の症状と似ている事もあり、ストレスは生活習慣病の要因でもあるといわれています。また精神的な症状として、うつ病や心身症などに発展することもあります。うつ病や心身症は、精神疾患とは異なる区別です。精神疾患とは過去のトラウマなどによって人格や感情を抑制できなくなることであり精神の分裂や多重人格などを引き起こします。一方うつ病などはふさぎ込んでため、重圧に押しつぶされて感情を外に出せなくなる病気です。そのため精神疾患とは異なる領域になります。精神病が脳の病気であるのに対して、心身症やうつ病は心の病気となります。心療内科などでカウンセリングを継続して受けることで緩和させる治療法がありますが、心理療法は時間がかかります。そのため長期間にわたって治療を行う必要性があるのです。通常、心理療法と薬物療法を組み合わせて治療を行なって行きますが、薬の効果が現れるまで、早くて2周間程度、遅くて1ヶ月程度かかります。症状が緩和されたからといって薬の服用をやめてしまうと再度症状が現れる可能性があるため、医師の指示に従って服用を続けましょう。